【福祉機器展16】立って乗るトランスポーター、最高速度は12km/h…サポートマーケティングサービス

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サポートマーケティングサービスが披露した米国製トランスポーター
  • サポートマーケティングサービスが披露した米国製トランスポーター
  • サポートマーケティングサービスが昨年披露した米国製車いす
  • サポートマーケティングサービスが一昨年披露した米国製車いす

毎回ユニークな乗り物を紹介しているサポートマーケティングサービス(本社・埼玉県春日部市)は、今回もまた新たな乗り物を披露した。米国T3モーション社が開発したトランスポーターがそれで、立って乗る3輪車だ。

同社はその日本総販売元だが、本業は建材資材や消防設備のリース。こうしたユニークな乗り物の販売は社長が趣味のような感じで始めたという。ただ、展示会ではその乗り物が話題を呼び、今回も多くの来場者がブースの周りに集まっていた。

今回披露したトランスポーターは全長1041mm、全幅749mm、全高1300mmで、重量が107kg。立って乗る3輪車で、最高速度は12km/h。3~4時間の充電時間で約32km走行できる。米国では現在、空港などのパトロールに使われているそうだ。

「3輪なのでセグウェイよりも安定感があり、運転も簡単です。日本でも空港などで使ってもらいたいですが、シニアカーに乗りたくないという人もいると思うので、そういう人に乗ってもらいたい」と同社関係者は話し、今回の国際福祉機器展で披露した。

ただ、日本では厳しい規制もあり、今はまだ公道を走れないという。これから販売に向けて、公道を走れるように改良を行って方針だ。このトランスポーターのほかに、最高速度30km/hのものもあるが、こちらは先月、改良を行った末に原付として公道を走れるようになったそうだ。

《山田清志》

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