日本航空(JAL)は、12月から2017年1月の国際線で「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)をゼロにすると発表した。
燃料価格の下落で、2016年4月から11月の発券分について燃油サーチャージを適用していない。
JALでは、燃油サーチャージを2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。2016年8月から9月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり54.24米ドル。これに同期間の為替平均1米ドル=101.64円を乗じたシンガポールケロシン市況円貨換算額は、6000円を下回る5513円となった。
このため、2016年12月から2017年1月に発券される航空券にも燃油サーチャージを適用しない。