トライアンフモーターサイクルズジャパンは、ドイツ・インターモトで発表された新型『ボンネビルT100/T100ブラック』を10月13日、国内初公開すると発表した。
モダンクラシックシリーズであるボンネビルシリーズは、昨年10月に水冷化が発表され、日本市場にも、『ストリートツイン』『ボンネビルT120』『スラクストン』の3モデルが導入されている。
新型T100/T100ブラックは、『ストリートツイン』と同様の水冷900ccツインエンジンを搭載。最高出力は54psながら、最大トルクは先代比18%アップの81Nmを発揮する。また、ライドバイワイヤ式燃料噴射システムと新設計の5速ギアボックスによってスロットルレスポンスも向上。さらに、排出ガスを低減するとともに、燃費も29%向上させた。
外観ではT120同様、美しいクローム仕上げが目を引く。ブラシ仕上げのアルミ製カバー、ボルト式のクラシカルなトライアンフバッジなどはこの2モデルにだけ装着。また、ミラー、フェンダー、ハンドルバー、ヘッドライトベゼルは深みのあるクローム仕上げとなっている。さらに、コンフォートシートとピリオンシートはコントラストカラーのパイピングをあしらい、パッドを厚くして快適性を高めた。
機能面では、ABSやメーター画面から切替可能なトラクションコントロール、トルクアシストクラッチなど、USB充電ソケットなどを装備する。
T100ブラックは、ホイールリムをはじめ各部をブラックで統一。ピーシュータータイプのツインマフラーにはマットブラック仕上げを施し、エンジンカバーもブラックにするなど、他とは一線を画すルックスに仕上がっている。
価格はT100が118万9380円より、T100ブラックは115万0500円。