フィアット 500、米国でリコール…スペアタイヤに誤表記

自動車 テクノロジー 安全
フィアット 500 改良新型
  • フィアット 500 改良新型
  • フィアット 500 改良新型
  • フィアット 500 改良新型

イタリアのフィアットの主力コンパクトカー、『500』。同車が、米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USから届け出を受けた、フィアット500に関するリコールの内容を公表している。

今回のリコールは、スペアタイヤの不具合が原因。FCA USによると、スペアタイヤの空気圧表記に誤りがあり、適正値よりも高い空気圧が示されているという。

この状態で走行すると、タイヤがバースト。事故につながるおそれがある。空気圧の誤表記が、米国の安全基準に抵触するとしている。

リコールの対象となるのは、2016年モデルの一部。FCA USでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、正しい空気圧表示に改めるリコール作業に着手する予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集