ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは9月上旬、8月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、8月の新記録の7万2015台。前年同月比は微増ながら、4か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力ミドルセダンの『ソナタ』が、前年同月比31.8%減の1万4888台と、5か月連続で減少。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、46%減の1317台と、4か月連続のマイナス。
小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、2万0733台を販売。前年同月比は7.5%減と、9か月連続のマイナス。フラッグシップサルーンの『エクウス』も、前年同月比55%減の83台と、前年割れが続く。
SUV系では、新型に切り替わった主力車の『ツーソン』が、前年同月比15.1%増の7698台と、引き続き好調。改良新型モデルを投入した『サンタフェ』も、前年同月比34.8%増の1万5176台を販売。4か月連続のプラスとなった。
ヒュンダイモーターアメリカの2016年1‐8月新車販売は、前年同期比1.3%増の52万1078台。同社のデリック・ハタミ副社長は、「SUVの力強い販売結果が、8月の販売新記録に結び付いた」と述べている。