【carrozzeria サイバーナビ】安全運転支援だけでなく、万が一のリスクからドライバーと愛車を守るマルチドライブアシストユニット

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
PR
【carrozzeria サイバーナビ】安全運転支援だけでなく、万が一のリスクからドライバーと愛車を守るマルチドライブアシストユニット
  • 【carrozzeria サイバーナビ】安全運転支援だけでなく、万が一のリスクからドライバーと愛車を守るマルチドライブアシストユニット
  • パイオニア(株)市販事業部 事業企画部 市販企画部マルチメディア1課 内田有喜氏
  • カーナビゲーション創世記からを知り尽くす会田 肇氏
  • 実機にて説明を受けるたびに驚きの性能を発揮する最新サイバーナビの凄さを体験する会田氏
  • 積み上げてきた歴史が徹底した高性能へ結びついている
  • マルチドライブアシストユニット本体
  • 別売でのマルチドライブアシストユニットには通信モジュールもセットとなる
  • 前方車両との車間が近いと判断されると警告音と共に注意を促してくれる

カロッツェリアブランドは今年、誕生30周年を迎えた。5月に登場した新型サイバーナビはいわばその記念モデル。ハードウェアをはじめOS、マップ、インターフェースなどプラットフォームのすべてを一新。最先端テクノロジーとネットワーク連携が先進ドライブをもたらしたのだ。

ラインナップの拡充、マルチドライブアシストユニット(以下MAユニット)という新機能が新たな時代を創る。

新型サイバーナビではラインナップが大幅に拡充された。標準的な7V型モデルを中心に、8V型と10V型モデルを揃え、10V型の車種専用モデルも加えると全18機種にも及ぶ。中でも「予想以上に好評」(パイオニア(株)市販事業部 事業企画部 市販企画部マルチメディア1課の内田有喜氏)なのが「MAユニット」を同梱したモデルだそうだ。

新型サイバーナビ発表以降に全国主要都市で開催したイベント『カロッツェリア エクスペリエンス2016』では、「世の中には既に大画面ナビは数多く存在するが、この画面サイズをサイバーナビで欲しかったとするお客様が多かった」(内田氏)というのだ。その新型サイバーナビで大きな話題となった新機能が、この秋から発売が予定されている「MAユニット」である。

サイバーナビでは2011年から画像認識機能を活用して来たが、このMAユニットの搭載によってその機能は「認識精度が高くなり、警告を重視するよう、さらに進化を遂げることになった」(内田氏)という。ここからはそのMAユニットを中心に話を進めていきたい。

MAユニットが備える機能は大きく3つある。一つめは『安全運転支援』で、運転中に降りかかるリスクを先進機能によって未然に回避しようというものだ。二つめは『ライブカーセキュリティ/アクシデントインフォ』で、常にクルマを見守って、もしもの時はすぐに知らせるという機能。そして、三つめがドライブ中の予期せぬ状況や感動の瞬間を残らず記録する『ドライブレコーダー』だ。

まず、『安全運転支援』。そこには、近年急速に普及し始めている緊急時のブレーキ支援などが背景にあるが、これはあくまで最終手段であって、そこまで到達しない段階でドライバーに気づきを与えることもきわめて重要だ。これがMAユニットで実現する安全運転支援に対する考え方である。

そのひとつの具体例がこれまで高評価を得てきたARスカウターの機能を発展させた『ARスカウタービュー』だ。車間距離と車間時間を推定できるようになり、前方車両との車間が近い場合に、音と画面表示で警告を行なう「前方車両接近警告」を新たに採用する。これまで目で感覚的にチェックしていた前方車両との距離を、よりわかりやすい形で表現するようサポートするようになったのだ。

細部の危険を察知して告知する新機能

新搭載された「右折時つられ発進検知」も注目の機能だ。これは、ルート誘導中の右折時、先行車両の後ろで停止中、その状態から前方車両が発進して一緒につられるように自車が動き出すと効果音を出して注意を促すというもの。「対象となる交差点はスマートループで得たユーザーの走行データを分析し、その中から急ブレーキが多かったとされる場所を選びました」とは内田氏。これにより、ドライバーの安全確認への意識を高めると共に、交差点内で生じる様々な事故を未然に抑制することに役立つというわけだ。

見逃せないのは、使い続けていれば音の違いで危険が判別できるような工夫がされていることだ。「前方車両発進検知と、つられ発信検知を同じ音にしているのはそのため」だ(内田氏)という。そのほか高速道や一般道のレーン走行をサポートする「レーンキープサポート」や、路面に描かれた道路標示を認識してイラストと効果音で知らせる「横断歩道予告検知表示」、「前方車両発進検知表示」、「赤信号検知表示」を搭載する。

この技術的背景として、早くからサイバーナビに採用してきたARによるルートガイドがある。施設などをカメラで捉えた実画像上に浮かび上がらせ、よりリアルなガイドとして提供したきたが、道路標識などを認識して告知する新機能はこれらの技術の蓄積が進化したものだ。これらの機能は、一般に先進運転支援システム(ADAS)と呼ばれる種類のものだが、市販ナビにおいてここまで対応できたのは予想を遙かに超えるものだ。これまでADASに関するものは基本的に車載側との協調によってのみ実現されるものと認識していたからだ。

しかし、言い換えれば、先進機能を装備しないクルマに乗っていても、新型サイバーナビの搭載によってドライブに潜む様々なリスクからドライバーを守ってくれることにもなる画期的装備と言っても差し支えないだろう。

運転時だけではなく駐車時の安全性までも考えられる。

そして、MAユニットが実現する二つ目の機能『ライブカーセキュリティ』。これは、車両を離れた時、走行中に万一の状況が起きた場合の通報機能も備えるもので、通信を活用して初めて機能する。その主な機能は、車両に対する衝撃および音圧、電圧の3つの変化をセンサーで検知したとき、前方カメラと車室内カメラでその状況を動画と静止画で撮影。そのデータを通信モジュールにより指定先へメール送信できるというものだ。

内田氏はこの採用について「今まではスマホなどを含む通信を車内いかに使ってもらうかに終始し過ぎていました。しかし、クルマを使うのはせいぜい週に1回しかないとなれば、その恩恵はグッと小さくなってしまいます。そこで、クルマから離れているときでも役立つよう視点を変えました。それがセキュリティ機能の追加なんです」と採用に至った経緯を話してくれた。

個人的にありがたいと思えたのは『アクシデントインフォ』という機能で、事故に遭遇してしまったときにメール送信先を家族にしておけば、仮に衝突などで衝撃が加わればその状況の写真が位置情報付きで自動で送信される。家族はほぼリアルタイムで事故の状況や場所や状況を知ることができるのだ。「状況次第で連絡を取り合えば安心もできるし、万が一、連絡が取れない状況なら救助を手配することだってできます」(内田氏)。常に事故というリスクを抱えるドライバーにとってこの安心感はきわめて大きいと言えるだろう。

MAユニットが備える三つめの『ドライブレコーダー』機能。昼夜問わず前方車両のナンバープレートまで鮮明に捉える高画質撮影が可能で、衝撃を検知した場合は映像を自動で保護する機能も装備。ドライブの思い出を記録したり、万が一のアクシデントも映像でしっかり保存してくれる。これとは別にフロアカメラユニットを接続することも可能で、2つのカメラを使った合成撮影にも対応する。

「検知するカメラとして独自にチューニングし、カメラで捉えた映像を劣化なく記録できるフルデジタル伝送を実現しています」(内田氏)というだけあって、その画質の良さは数あるドラレコの中でもトップクラス。さらに、残しておきたい景色と出会ったら、ワンタッチで撮影し画像を保存でき、まとまった枚数の画像を手軽に転送できる機能も備えている。まさに高画質なドラレコとしての機能と、思い出を記録する高いエンタメ性を併せ持つ機能として提供されているのだ。

MAユニットの誕生は、24時間にわたってドライバーと愛車を見守ってくれる画期的機能をサイバーナビにもたらした。単にカーナビとして誘導するだけでなく、サイバーナビがドライブ全体をマネジメントする新たな存在感を発揮する大きな進化を遂げたのだ。内田氏は最後に「常にネットワークとつながることはドライバーに対して安心と安全の見守りをもたらします。それを活かしたMAユニットの今後の進化に期待してください」と締めくくった。

carrozzeria CYBER NAVIはこちらから

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集