日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは9月1日、8月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万0439台。前年同月比は1.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
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セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が3745台にとどまり、前年同月比は2.4%減と、4か月連続で減少。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比29.9%減の439台と、減少が続く。モデル末期の『Q60』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)も、45.7%減の169台にとどまる。
SUVでは、『QX60』が3268台を売り上げ、前年同月比は18.2%減と、2か月連続で減少。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ5倍の1200台と大幅増を保つ。
また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比3.7%増の283台と、2か月ぶりのプラス。最上級SUVの『QX80』は、16.1%増の1261台と、5か月連続で増加する。SUV全体では、8.8%増の6086台を売り上げた。
インフィニティの2016年1‐8月米国新車販売は、前年同期比0.02%増の8万5362台。その内訳は、乗用車が29.2%減の3万1872台、ライトトラック(SUV)が32.6%増の5万3490台。SUVが引き続き、牽引役を果たしている。