【WTCC 日本ラウンド】スポット参戦の道上龍は予選15番手「明日のメインレースでは学んだことを全て生かしたい」

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WTCC日本ラウンドにスポット参戦している道上龍
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ツインリンクもてぎで開催されているWTCC第9戦JVCKENWOOD Race of Japan。今回Honda Racing Team JASからスポット参戦している道上龍は惜しくも予選Q2以降に進出できず、15番手となった。

2013年のSUPER GT(GT500クラス)の参戦を最後に第一線でのドライバー活動は行っていなかった道上。2014年秋にドラゴ・コルセを設立しスーパーフォーミュラに参戦。昨年からはSUPER GTではドラゴ モデューロ ホンダ・レーシングとしてもGT500に参戦し、チーム監督を務めている。

最近ではすっかり「道上監督」として定着してきた部分もあったが、今回は急きょスポット参戦の話が舞い込み、久しぶりにステアリングを握ることに。しかも参戦する舞台が世界選手権ということもあり、発表当初から注目が集まっていた。

本番前のテストに関しては、ここまで発表前にバルセロナでテストを行ったのと、8月に岡山国際サーキットでのテストにも参加。彼が若手だった頃にJTCCの参戦経験はあるものの、その当時とは全く異なるFFマシンということで、走らせ方という部分では攻略できていないことも多かった様子。それでも朝のフリー走行1回目では12番手タイムを記録。予選ではさらなる上位進出が期待されたが、わずかに及ばず1分57秒971で15番手に終わった。

予選を終えた道上は「まずはじめに、WTCCに参戦するチャンスをいただいたホンダさんには凄く感謝しています。練習までは他の3人のホンダドライバーと近いタイムで走れていたんですけど、予選になるとタイヤの使い方や走らせ方、ライン取りが自分のイメージとは違うのがモニターを見ていても、データロガーを見ていても分かりました。本当に難しい今日の予選でしたが、自分の中では楽しめたと思います。明日の決勝は後ろの方からのスタートですけれども、2回レースがあるので、自分の中で色々学んでいってメインレースに全て活かせるようにしたいです」とコメント。SUPER GTなどをはじめ、様々なレースでもてぎを走りこんできた道上だが、WTCCマシンになると攻略法は全く別物らしく、ライン取りの部分でもまだつかみきれていない部分があったという。

明日は天気予報では雨という話もあり、より波乱の展開が待ち受けていそうだが、地元の利を生かして1台でも多くのマシンを抜いてゴールしたいところ。どんな追い上げを見せてくれるのか、目が離せない。

《吉田 知弘》

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