インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは9月1日、8月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、13万2211台。前年同月比は12.2%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
>おすすめコンテンツ:レクサス杯観戦記
13万2211台の販売台数の内訳は、インド国内が11万9931台。前年同月比は12.3%増と、2か月連続のプラスとなった。輸出は1万2280台で、前年同月比は10.8%増と、2か月連続で増加する。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で9万0269台を販売。前年同月比は4.4%増と、2か月連続のプラス。
バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2831台を販売。前年同月比は2.7%増と、2か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、8月はセグメント合計で1万6806台を販売。前年同月に対して114.5%増と大きく増え、16か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果。
マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。