米国の自動車大手、FCA (フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は8月26日、米国ミシガン州のスターリングハイツ組み立て工場において、新たな車体プレスの3ラインを稼働させた、と発表した。
FCAは今回の新プレスライン稼働の準備として、スターリングハイツ組み立て工場に1億6600ドルを投資。今年で操業開始から51年となる同工場において、生産効率を引き上げてきた。
そして8月26日、新たな車体プレスの3ラインが稼働。FCA USによると、これにより、スターリングハイツ組み立て工場は、世界最大規模のプレス工場になったという。
今回の投資により、2009年6月以降のFCAの米国での累計投資額は、83億ドル以上に到達。そのうち、35億ドルをミシガン州に投資している。
FCAのセルジオ・マルキオンネCEOは、「車体プレスの3ラインが加わったことは、FCAUSの車体プレス工場の改修の始まりとなる」と述べている。