シマンテックは、コネクテッドカーに対するサイバー攻撃から保護する自動車向けIoTセキュリティソリューション「Anomaly Detection for Automotive」を発表した。
「Anomaly Detection for Automotive」は、サイバー攻撃の早期発見に向けて問題を特定する上で重要な知見を提供するとしている。
コネクテッドカーは、ナビゲーションやリモートによるロードサイドサービス、インターネットに接続するためのホットスポットなど、便利な機能をドライバーに提供する。しかし、ハッカーに攻撃の機会を与えることにもなり、ドライバーや乗客を危険にさらす恐れがある。
「Anomaly Detection for Automotive」は、機械学習を活用し、自動で車載用セキュリティアナリティクスを提供する。自動車の運転に影響を与えずに、すべてのコントローラエリアネットワーク(CAN)バスのトラフィックを監視し、正常な動作を学習して、攻撃の兆候を示す異常な動きを検出する。
ソリューションは、全自動車メーカーの全モデルへ導入が可能としている。
価格は1ユニット当たり2000円(消費税抜き)。