韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは7月上旬、6月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万8886台。前年同月比は11.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
6月の市場別実績は、北米が前年同月比15.4%増の7万0112台と、3か月連続のプラス。中国は6月、4万5942台を販売。前年同月比は17.4%増と、引き続き前年実績を上回る。
また、地元韓国は6月、5万2506台を販売。前年同月比は16.7%増と、2桁増を維持した。欧州は5万6613台を売り上げ、前年同月比は7.1%増だった。
車種別の6月実績では、新型を投入した小型SUVの『スポーテージ』が5万0076台で首位。入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万0647台で、これに続いた。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が3万1263台、SUVの『ソレント』が1万8432台、小型トールワゴンの『ソウル』が1万6560台を販売した。
キアモーターズの2015年の世界新車販売台数は、過去最高の291万6118台。前年比は0.3%増だった。2016年上半期(1 -6月)は、前年同期比2.3%増の147万0822台と、過去最高の販売実績を記録している。