【リコール】マセラティ ギブリ など、サスペンションに不具合

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マセラティジャパンは7月1日、『ギブリ』などの緩衝装置(トーインロッド)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『ギブリ』『クアトロポルテ』の2車種で、2013年4月16日から2015年12月2日に輸入された2960台。

後輪のトーインを調整するトーインロッドの取付けボルトの製造指示が不適切なため、必要なボルトの軸力が発生していないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行振動等により緩みが生じ、トーインの値が基準を外れて走行安定性が損なわれ、最悪の場合、取付けボルトが外れて走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、トーインロッド取付け部を点検し、異常が認められないものは、取付けボルト及びワッシャーを対策品に交換する。また、異常が認められるものは、トーインロッド及びリヤハブキャリアを新品に交換したうえで、取付けボルト並びにワッシャーを対策品に交換する。

国内での不具合および事故は発生していない。イタリア本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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