【Interop16】第2の機械文明時代と完全自動運転…ジュニパー・副社長、基調講演で語る

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ジュニパーネットワークス、ラグーサブラマニアン副社長「ネットワーク自動化のその先へ 全自動運転へと進化するネットワークの世界とは」(Interop TOKYO 2016、6/8-10 幕張メッセ)
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ジュニパーネットワークスのラグー・サブラマニアン副社長は、「InteropTokyo 2016」の基調講演でクルマの自動運転について触れ、「発見、設定、確認、収集、把握、修正などのスクリプトを自動化することで実現されていく」と語った。

ラグー氏は、Google セルフドライビングカー(Google Car)を例にあげ、「グーグルカーはこれまで13回、衝突事故などを起こしているが、そのうち12回は他車との“もらい事故”。その一例が交差点でのこと。グーグルカー側の信号が青だったが、その交差点の先で渋滞ができていた。グーグルーカーは、信号の青と前方の渋滞を認知し停車したところ、後続のクルマが勢い余ってぶつかってしまった。こうした事例をセルフコレクション(収集)、セルフヒーリング(修正)することで、完全な自動運転へと近づいていく」と伝えていた。

「クルマが“交差点上に何か動かないものがある”と認知したとする。子どもが路上に置いていった自転車なのか、別のものなのか、把握できない。この場合、まずこの交差点についてのデータがクラウドへ渡り、この交差点にこの物体が20年前にあったか、ないかがチェックされる。こうした現況を自分で見つけ出すといったセルフディスカバリーもいる。バッテリは足りているか、勾配や重量の変化はといったセルフモニタリング、セルフコンフィギュレーションも求められる」。

またラグー氏は、ジェームズ・ワットの蒸気機関などにより産業革命が起きた1770年代を、「世界的な人口爆発と人間社会が急激に発展した時代」とし、「この急激なカーブが再びおとずれる時代にさしかかっている」と“第2の機械文明時代”の到来を説いた。

「いま求められているのは、4つのオートメーション化。データセンター、コア・ネットワーク、現地ネットワーク、セキュリティの、スクリプトの自動化だ。われわれは、この“第2の変革”に向け、おもしろいことをしたい」。

《レスポンス編集部》

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