アイシン・エィ・ダブリュは、開発中の「超リアル3D市街図とメータークラスターの2画面連携ナビ」を参考出品。「部品数削減、省スペース化が期待できるコンセプト。ユーザーがどこまで求めているかをこうした場で探っていきたい」とスタッフは話す。同社が開発する2画面連携ナビは、ひとつのSoC(System on Chip)でメータークラスターとインフォテイメントの2つのアプリケーションを同時に動作させることで、これまで、それぞれにボードが設置されていたものに比べて構成部品の削減、コスト低減、省スペース化が実現できるというもの。同社は「リアルな景色とあわせた3D市街図や推奨レーン案内などを、運転手と同乗者が扱いやすく確認しやすい表示で映し出せる。ドライバーがほしい情報と、ヘッドパネルをいじる助手席側の情報を、ベースは同じとしながらも、映し方を変えて表示している」と話していた。また、クラウドと結ばれたリアル3D地図は、夕暮れや雨、朝日といったシチュエーションのなかを行く自車が表示されていた。「構想段階だが、リアルな天候の状態などを再現するなどで、地図の表現力向上と直感的なわかりやすさを詰めていきたい」という。同社を含むアイシングループのフロアには、トヨタの現行『プリウス』に採用された「電気式4WDユニット」や、レクサス『RX』に載る高容量FF8速オートマチックトランスミッション「AWF8F35」のカットモデルも展示され、注目を集めていた。
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