一般財団法人のトヨタモビリティ基金は5月16日、スイスのジュネーブに本拠を置く非営利団体「New Cities Foundation」におけるグローバル・ストラテジック・メンバーの一員として加入した、と発表した。
トヨタモビリティ基金とNew Cities Foundationは、このパートナーシップを通じ、大都市における次世代モビリティ・ソリューション構築を促進していく。
モビリティはイノベーションにより、その形を変えている。現在、特に大都市においては、交通システムは、より迅速、クリーンで配慮が行き届き、また、相互連結が進んでおり、トヨタモビリティ基金とNew Cities Foundationはこれまでに、このような大都市モビリティの分野における調査や取り組みに関して協議を行ってきた。
加えて、トヨタモビリティ基金のチーフ・プログラム・オフィサーであるラタンドラ・ニュートン氏がNew Cities Foundationの評議員に就任。New Cities Foundationが実施するプロジェクトに関する戦略的なアドバイスや支援を行う。
モビリティ・ソリューションを通じて社会が直面している課題に対処することは、トヨタの重要なミッションの一つ。実用的なビジネスや社会へのインパクトを創り出すために様々なアイデアや人を組み合わせながら、このミッションを果たしていく。
トヨタは、世界中の公共・民間組織と協働しながら、トヨタが持つ様々な専門知識やリソースを有効活用することで、世界のあらゆる地域に住む人に対して、より多くの移動の自由を提供することで、より豊かな生活を実現することを目指している。