VWグループ、中期経営戦略を発表へ…2025年目標を提示

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フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEO
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ。同社が間もなく、中期経営戦略を発表することが分かった。

これは4月28日、フォルクスワーゲングループがドイツ・ウォルフスブルグで開催した年次決算会見の場で明らかにしたもの。同社は、「フォルクスワーゲングループは現在、2016年の中頃に発表予定の戦略の策定に注力している」と公表している。

この新戦略は、「Strategy 2025」と命名。今後の10年間のフォルクスワーゲングループの目指す方向性を提示する内容となる。

新戦略では、デジタル化、ネットワーク化、eモビリティ、新しいモビリティサービスなど、自動車産業の将来に向けた領域に焦点を当てる。すでにフォルクスワーゲンは、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の発売に代表されるように、全ての領域で取り組みを開始している。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは、「自動車産業の将来に向けた領域に焦点を当てる取り組みを、さらに系統的かつ集中的に実施するつもりだ。Strategy 2025では、そのフレームワークが示されることになるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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