SUPER GTでも活躍するトヨタ/レクサス系トップドライバーのひとりである大嶋は、「国内の(一般的な)サーキットなら、仮にタイヤが作動温度領域から少し外れたとしてもタイムが落ちる程度で済みますが、ニュルの場合は1周まわって帰ってくることさえ困難になる場合もあります。ですから、(作動温度領域を含めたトータルな意味での)タイヤの幅の広さが重要なんです」とニュルでタイヤに求められる要素について語った。さらに「雨でかなりの低温になったりすることもありますが、そういう時にタイヤが少しでもグリップしてくれるとドライバーとしては助かるんです」とも。