タカタは5月9日、2016年3月期決算の最終損益が130億円の赤字となると発表した。従来予想は50億円の黒字だった。
タカタは、5月3日にエアバッグのリコール費用として201億円を特別損失として追加計上することを発表。最終損益を従来予想の50億円から180億円減額し、130億円の赤字とした。
また、売上高は20億円減の7180億円、営業利益は20億円増の420億円、経常利益は15億円減の350億円にそれぞれ修正した。
なお、米高速道路交通安全局は、タカタ製エアバッグのリコール対象の拡大を命じる方向で検討しているが、今回の特別損失には含まれていない。