新聞配達のバイクをひき逃げ、逮捕の少年は酒気帯び状態

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1日午前2時10分ごろ、山形県山形市内の県道で、交差点を進行していた原付バイクと軽乗用車が衝突する事故が起きた。バイクを運転していた66歳の男性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に19歳の少年をひき逃げ容疑で逮捕している。

山形県警・山形署によると、現場は山形市宮町3丁目付近。新聞配達員の66歳男性が運転する原付パイクが交差点を進行していたところ、軽乗用車と衝突。男性は上半身を強打する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察は重傷ひき逃げ事件として周辺の捜索を実施したところ、同市内の駐車場で衝突痕のある軽乗用車を発見。現場で採取した破片と車両の破損部位が一致したことから、発見当時に車内で寝ていた天童市内に在住する19歳の少年を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

少年の呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。聴取に対して飲酒運転の事実は大筋で認めているものの、ひき逃げについては「記憶にない」などと容疑を否認しているようだ。警察では少年を厳しく追及。飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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