24日午後6時30分ごろ、東京都町田市内と神奈川県相模原市中央区の市境(都県境)付近の県道で、横断歩道を渡っていた40歳代の男性に軽乗用車が衝突。クルマは男性をボンネットに乗せたまま橋の欄干を突き破り、川へ転落している。
警視庁・町田署によると、現場は町田市根岸付近の都県境に隣接した橋の上で、片側1車線の直線区間。手前の交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。40歳代の男性はジョギング中で、横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車が衝突。クルマは男性をボンネットに乗せたまま路外に逸脱して歩道に乗り上げ、欄干を突き破って約3m下を流れる川へ転落した。
この事故でクルマにはねられた男性が骨盤骨折などの重傷。クルマを運転していた40歳代の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
警察ではクルマ側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。