民家敷地内に入り込んだ高齢女性、住人のクルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

8日午後6時40分ごろ、群馬県嬬恋村内にある民家敷地内の駐車場で、隣接する国道から右折進入した乗用車が、敷地内にいた86歳の女性に衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はこの民家の住人で、クルマを運転していた男を逮捕している。

群馬県警・長野原署によると、現場は嬬恋村大前付近にある民家の敷地内。近くに住む86歳の女性は敷地内の駐車場に入り込んでいたとみられるが、国道から右折進入してきた住人が運転する乗用車はこれに気づかず、進入時の勢いを保ったまま女性をはねた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頚部強打などが原因で死亡。警察は民家の住人で、クルマを運転していた69歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「女性がいることに気がつかなかった」などと供述しているようだ。女性が民家敷地内に入り込んだ理由はわかっておらず、警察では進入時の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース