【GW】うれしい最大10連休、旅行代理店が教える傾向と対策

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最大10連休! GWの傾向と対策は?
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 今年のゴールデンウィーク(GW)は暦の関係で、5月2日と6日の平日2日間の休暇を取得すると、一般的には最大10連休となる。そうした意味でも楽しみが大きいGWだが、今年の傾向や人気ツアー、いまからでも間に合うツアーや宿はあるのだろうか。各旅行代理店が発表したデータや各社への取材をベースにまとめてみたい。

■H.I.S

 H.I.S広報への電話およびメール取材によると、海外なら例えば5月3日発のハワイ6日間というツアーが好調。バリへはチャーター便を飛ばしてツアーを組むほどの人気だ。サイパン5月4日発はエコノミークラスのホテルだと6万円(燃油費込み)を切るものもあるそうだ。5月出発のグアムもまだまだ申し込みは間に合うという。

 国内旅行では、沖縄が梅雨入り前のベストシーズンとのことで人気が高い。また、ハウステンボスでは、GW中にロボット王国のプレオープンイベントが開催されると教えてくれた。これはちょっと気になる人も多いだろう。

 同社の見立てでは、今年の連休パターンは日並びもよく、一部を除いて燃油費ゼロの航空会社が増えていることなどから、長期の海外旅行向けだという。また、4月出発より5月出発のほうが値段と空きの両面でおトクだそうだ。

■日本旅行

 海外はハワイ、北米(アメリカ・カナダ)が人気。とくに北米旅行は同社が力を入れはじめた分野でもあり、昨年比で270%と予約が伸びておりこちらもチャーター便を飛ばすとしている。国内は、北海道と北陸の人気が強いという。これはいわずとしれた新幹線効果だ。

 海外、国内の傾向として4月出発が多く、日程は海外で7日間、国内は3日か4日間のツアーが人気。GWに飛ばすチャーター便も好調で、ハワイ便はすでに完売しているがグアム便はまだ余裕があるそうだ。

 日本旅行によれば、今年の日並びは必ずしもよいパターンとはみていないという声もあるという。短期の国内旅行を考えたとき、3日ごとに分断されツアーの組み方が制限されやすいからだろうか。また、海外旅行ならば積極的に有給をとろうと思うが、国内旅行だとつい公休の中でプランを考える傾向があるからかもしれない。

■JTB

 JTBは今年のGWについて、市場動向レポートを5日に発表。全体傾向は、旅行人数は国内外ともに昨年より増加傾向にあり、とくに海外旅行は前年比プラス2.8%を見込んでいる。ただし、旅行にかける平均費用は、国内マイナス1.7%、海外マイナス1.5%と節約傾向だという。金額にすると今年の国内旅行の平均費用は35,200円で、海外旅行では259,000円となっている。

 出発日のピークは国内で4月29日と5月3日。海外では、アジア・グアム・サイパンなどは国内旅行と同じ日付だが、米国、ヨーロッパ、オーストラリアなどは4月29日、30日が出発ピークとなっている。国内旅行の人気エリアは、関東、近畿、東北、甲信越という分析だ。スポットでいくと、ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがともに15周年を迎えている。真田幸村ゆかりの地である甲信越は、大河ドラマの影響のようだ。また、上田城、姫路城(改修終了)、竹田城(天空の城)など「城」ブームでもあるそうだ。

 ガソリン値下がりの影響か、乗用車での旅行が71.3%(前年比プラス2.8)というデータもでている。長距離バスの利用意向もわずかならが増えているといい、今年のGWは要所の渋滞に拍車がかかるかもしれない。

■リクルート

 リクルートは「エイビーロード」から、海外旅行に関する動向分析データを発表。人気ツアーは欧米、オセアニア、アフリカなどで、都市別でみると1位からオアフ島、台北、バルセロナ/ローマとなっている。ツアー日程も平均5.8日と長期化の傾向を指摘。出発のピークは4月29日としている。

 出国は5月3日にも小さいピークがあるとし、帰国は5月2日から8日までと分散傾向があるとする。ここでも4月出発が全体の7割を超えるといい、混雑をさけるなら5月出発はねらい目となりそうだ。

 ヨーロッパは、完成予定(2026年)が発表されたサグラダファミリアのツアーが増えたりと世界遺産のあるエリアの人気が上昇しているそうだ。今回の調査では人気9位のロンドンは、昨年より大幅に順位を上げてのランクインだといい、その理由も世界遺産エリアへの旅行が人気を押し上げているからだという。

 リクルートは「じゃらん」からも国内旅行に関する分析を発表している。今年のGW期間中の連休日数は3日間(19.8%)と最も多く、次いで5日間(15.5%)、10連休(14.8%)となっている。「今年は最大10連休」というのもあながちウソではないようだ。旅行手段は、ガソリン代の値下がりを理由に車と回答した人がおよそ半数だった。

 人気旅行先は、上位から北海道、東京、沖縄、そして4位に千葉県が入っている。1位の北海道はやはり新幹線の影響だろう。人気増加率ランキングでは宮城県(176%:1位)、茨城県(164%:2位)が目立っている。

■まとめ

 最大10連休という今年のGWだが、国内旅行を見るか海外旅行を見るかによって、日程の良しあしは見方が分かれるようだ。思い切って海外を考えた場合、有給をうまく使えば前半利用、後半利用、10連休と選択肢が増え、プランも組みやすいのだろう。また、海外の場合、4月からの燃油費ゼロの影響は大きい。全体としては円安だが、昨年よりは円高となり多少の追い風となっている。

 人気エリアについては、各社ごとの発表は、力を入れているツアー、強みのあるエリアなどの違いが表れるため、全体的な傾向とみるのは難しい。行きたい場所が決まっていれば、各社のホームページやSNSの情報発信をチェックして、安いところや希望にあったツアーを選ぶのが正しいといえる。なお、時節柄、外務省が発表している海外渡航情報のチェックも忘れずにしておこう。

 各社とも今から申し込みできるツアーも残っているようだ。あきらめずにネットのチェックや代理店への相談をしてみよう。これから申し込むなら5月出発が予算的にもよさそうだし、混雑も避けられる可能性がある。もし2日有給がとれるなら、5月2日は出勤とし、5月6日と9日を休みにして後半型でプランしてみるといいだろう。

最大10連休のGW!傾向と対策をチェック!

《中尾真二@RBB TODAY》