いすゞ自動車は、中型路線バス『エルガミオ』を17年ぶりにフルモデルチェンジし、4月5日に発売した。
新型エルガミオは、ノンステップエリアの通路幅や室内高、後方段上部の室内長や室内高を拡大し、広々とした室内空間を実現。利便性と安全性をさらに向上した。
また、優先席を前向きにし、伝い歩き棒を新設するなど、優先席まわりの安全性を向上したほか、反転式スロープ板の採用による車いす乗降の簡易化と時間短縮化を図った。さらに、巻き取り式ベルトによる新たな車いす固定装置で作業の省力化を可能にするなど、バリアフリー・ユニバーサルデザインをレベルアップした車両となっている。
エンジンは、軽量コンパクトな210psの4HK1-TCNディーゼルを搭載。2ステージターボにより、全回転域において高効率なターボ効果を発揮し、燃費向上に貢献する。トランスミッションはAMT(自動クラッチマニュアルトランスミッション)を採用。アクセルとブレーキの2ペダルとしたことで誰もが使いやすいイージードライブを実現し、スムーズな運転が可能となる。
価格は2099万4120円。