【メルセデス G550 4×4 スクエアード】より日常向けになった「6×6」の弟分

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メルセデス G550 4×4 スクエアード
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  • メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏(右)と、ダイムラー社Gクラス統括責任者のグンナー・グーテンケ氏(左)

メルセデス・ベンツ日本が4月4日から5月31日までの期間限定で予約を受け付けている『G550 4×4 スクエアード』は、2014年に台数限定で発売された『G63 AMG 6×6』の弟分に位置づけられるという。

そう話すのは、ダイムラー社Gクラス統括責任者のグンナー・グーテンケ氏だ。「エキサイティングという点では全く同じだが、日常的な走行性という面では少しだけG550 4×4 スクエアードの方が優っているかもしれない」という。

このG550 4×4 スクエアードを開発した理由は2つあるとグーテンケ氏。ひとつは「Gクラスは常に更なる極限を目指して開発し続けていること」。そしてもうひとつは、「G63 AMG 6×6はアグレッシブで魅力的だが、もう少し日常的に使えるようなクルマがほしいという市場の要望から開発が始まった」と述べる。

ではなぜ同じV型8気筒ツインターボながらG63 AMG 6×6の544馬力を発生するエンジンではなく、421馬力のエンジンを搭載したのか。

グーテンケ氏は「約1年前のジュネーブショー2015でこのG550 4×4 スクエアードを発表した。そのタイミングでダイムラーのポートフォリオでは(G550 4×4 スクエアードに搭載したエンジンが)最新のV8エンジンだったのだ」と話す。そして、「Gクラスの伝統は、エクステリアは出来るだけ変えずに、技術は最新のものにするということなので、今回もそのやり方を踏襲し、最新のエンジンを搭載したのだ」と説明した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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