ウェザーニューズ、海運世界最大手に航海気象情報や燃費低減を支援するサービス提供

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2015年9月14日の北極海の海氷(参考画像)
  • 2015年9月14日の北極海の海氷(参考画像)

ウェザーニューズは、海運業界世界最大手MaerskグループのMaersk Line、Maersk Tankersとトータルフリートマネージメントサービスを提供する契約を締結したと発表した。

ウェザーニューズは今後、2社の運航船舶、最大約800隻を対象に、出港から航海中、目的地到着まで全ての運航過程で気象・海象予測を活用した安全管理を支援するセーフティ・ステータス・モニタリング・サービスと、燃料消費量低減をはじめとする運航コストの最適化を支援するサービスを提供する。

Maerskグループは、安全運航の徹底に加えて海運事業で船舶運航に関わるCO2排出量削減や環境保全に取り組んでいる。ウェザーニューズが提供するサービスによって環境対応を強化、改善する。

ウェザーニューズは、欧州の海運会社へのサービス強化を目的に、2015年6月にデンマーク・コペンハーゲンに航海気象サービスセンターを開設した。今回のMaerskグループとの取り組み開始を受けて今後、コペンハーゲンサービスセンターを中心とした世界5カ国の拠点から、Maerskグループの運航する全ての船に対して24時間365日、切れ目のないサポートときめ細かいコミュニケーションを行う。

《レスポンス編集部》

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