ヤンマーは、高い作業効率と快適な居住性を両立したトラクター「YT3シリーズ」を4月1日より発売する。
YT3シリーズは、特に高付加価値畑作物農家から要望の多い仕上がり精度について大幅に改善した「新型ロータリー」を採用。ロータリーの爪配列や爪形状およびカバー形状を見直すことで反転性能と鋤き込み性能を向上させた。
また、中型トラクターでありながらキャビン容積を従来機に比べ10%アップするなど広いスペースを確保し、長時間の作業でも疲れにくい快適な居住空間を実現。ボンネット前方へ傾斜をつけたスラントノーズデザインを採用し、流麗なデザインとともに作業時の前方視界性を向上させた。
さらに高馬力タイプの「YT352/YT357」はGPSや通信端末を搭載し、「スマートアシストリモート(SA-R)」に対応。エラー情報通知サービスや盗難抑止見守サービスでユーザーの機械を見守るだけでなく、稼動診断保守サービスで稼働効率の向上や、ランニングコストの低減などのソリューションを提案する。また、アドバンスコース(有料)では、ほ場情報や作業記録をスマートフォンやタブレットで一元管理し、より効率的な農場経営を実現する。
価格は349万円から763万円。