【IAAE16】曙ブレーキの10ポッドキャリパー発見!…市販はいつ?

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曙ブレーキの10ポットキャリパー。ピストンの位置を同一円周上ではなく、ずらして並べることでサイズもコンパクトにできた
  • 曙ブレーキの10ポットキャリパー。ピストンの位置を同一円周上ではなく、ずらして並べることでサイズもコンパクトにできた
  • 10ポットキャリパー
  • 10ポットキャリパー
  • 10ポットキャリパー
  • こちらはカラーリングされたキャリパー。マルチポットではなく、標準キャリパーを2つ使うツインキャリパーのクルマも存在する

曙ブレーキ工業が、ピストン型の10ポットブレーキキャリパーの実物を展示していた。このブレーキは、10日に正式にアナウンスされたもので、これまでスポーツカー向けなどによくある4ポット、6ポットを上回るピストンを持ったブレーキキャリパーだ。

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大型のSUVは必然的に車重も重くなりホイール径も大きくなるため、スポーツカーでなくとも強力な制動力が求められている。一般に大径のディスクローターに対して安定した制動をかけるには、パッドの面積も大きくする必要がある。そして、そのパッドを均一に押し当ててやるため、ピストンを複数に分散させるのがマルチポットのブレーキキャリパーということになる。

曙ブレーキ工業では、このようなニーズに対応するため、10ポットのキャリパーを開発したという。すでに市販は決定しているとのことだが、いつごろか、どの車に搭載されるのかはまだ発表できないそうだ。ただし、正式なリリースも出し、現物の展示も行っているので、そう遠くない将来、これを搭載した市販車を見ることができるだろう。その場合、本体の色やブランドロゴは供給先のメーカーのものになるはずだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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