【スーパーフォーミュラ】KONDOレーシングのドライバー決定…今季の空席は残り「1」に

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KONDOの3号車には今年もロシターが搭乗する。
  • KONDOの3号車には今年もロシターが搭乗する。
  • KONDOレーシングのエース、ジェームス・ロシター。
  • 指揮を執る近藤真彦監督。
  • KONDOの4号車も昨季同様にブラーが駆る。
  • 残る空席は、#20 インパルの1席のみ。
  • 昨年11月のテストでは関口雄飛がインパルの20号車をドライブしていた。
  • #8 可夢偉は今季もチームルマンからの参戦。
  • 3月中旬、鈴鹿を舞台に2016年のSFが動き出す。

3月4日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に参戦するKONDOレーシング(監督:近藤真彦)が今季の参戦ドライバーを公式サイト上で発表。J.ロシターとW.ブラーの残留が決まり、今季SFの残りシートは「1」となった。

2月4日に開催された「2016 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス」では、トヨタ勢のSF全11シート中、3つのシートがドライバー未定。世界的にも注目度の上がっているSFのシート争いが過熱化していることがわかる状況でもあったが、そのうちの2議席が埋まった。近藤真彦監督率いるKONDOレーシングは、昨季レギュラーだった2人を継続起用して参戦する。

なお、この日は第1回公式合同テスト(鈴鹿、3月14~15日)のエントリーリストがシリーズ運営団体のJRPから発表されており、残り「1」議席の#20 インパルは依然「TBN」(未定)となっている。

■SF鈴鹿テスト エントリーリスト
#1 石浦宏明(CERUMO・INGING/トヨタ)
#2 国本雄資(CERUMO・INGING/トヨタ)
#3 J.ロシター(KONDO/トヨタ)
#4 W.ブラー(KONDO/トヨタ)
#7 N.カーティケヤン(Team LeMans/トヨタ)
#8 小林可夢偉(Team LeMans/トヨタ)
#10 塚越広大(REAL/ホンダ)
#11 伊沢拓也(REAL/ホンダ)
#16 山本尚貴(MUGEN/ホンダ)
#18 中山雄一(KCMG/トヨタ)
#19 J-P.デ・オリベイラ(IMPUL/トヨタ)
#20 TBN(IMPUL/トヨタ)
#34 小暮卓史(DRAGO CORSE/ホンダ)
#36 A.ロッテラー(TOM'S/トヨタ)
#37 中嶋一貴(TOM'S/トヨタ)
#40 野尻智紀(DANDELION/ホンダ)
#41 S.バンドーン(DANDELION/ホンダ)
#64 中嶋大祐(NAKAJIMA/ホンダ)
#65 B.バゲット(NAKAJIMA/ホンダ)
※カッコ内はチーム名/エンジン(タイヤは今季から全車ヨコハマ)

おそらくテスト前、来週の前半までには#20 インパルにもなんらかの動きがあり、激戦のストーブリーグが決着するものと思われる(星野一義監督が指揮する名門インパルの20号車を巡る争いは約3カ月のオフ中も情報が二転三転、かなりの激戦ぶりだった模様)。

なお、チームルマンのカーナンバーはトヨタの発表会での配布資料では可夢偉が#7、カーティケヤンが#8となっていたがその後で上記のように入れかわり、可夢偉は昨季同様の#8ということになっている。ホンダ勢は2月12日の発表会で全ドライバーが確定していた。

今季第1回となる鈴鹿でのSF公式テストは3月14~15日の開催だが、その直前、12~13日にも鈴鹿では「ファン感謝デー」のなかでSFの走行がある。12~15日の鈴鹿におけるSFの走行予定は以下の通り(4日時点の情報。変更の可能性あり)。

12日 スペシャルテストラン(14:30~)
13日 スペシャルテストラン(8:45~)
   オープニングラップ(デモレース、13:15~)
14日 公式テスト初日(10:30~/15:30~)
15日 公式テスト2日目(9:00~/13:00~)

公式テストは各2時間ずつの走行予定。また13日にはシリーズ全体での報道向けシーズン発表会も鈴鹿で実施される。

鈴鹿での都合4日連続テストを経たのちは、3月31日~4月1日に第2回公式テストが岡山で開催され、いよいよ4月23~24日の開幕戦「2016 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」を迎えることになる(シリーズは今季も全7戦)。

《遠藤俊幸》

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