ひき逃げ後にまた別の事故起こす…2人死傷

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昨年11月、岡山県岡山市北区内の県道で軽傷ひき逃げ事件を起こしたとして、岡山県警は2月26日、同市内に在住する45歳の男をひき逃げ容疑で再逮捕した。この事故の現場から逃走する際に別の事故を起こし、2人が死傷している。

岡山県警・岡山西署によると、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で再逮捕された45歳の男は、2015年11月20日の午前11時ごろ、岡山市北区北長瀬表町付近の県道で乗用車を運転していた際、前走していたワゴン車に追突。このクルマを運転していた55歳の男性に軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑いがもたれている。

男が運転するクルマはこの直後、約800m離れた岡山市北区野田付近の同じ県道で別の乗用車に追突する事故も起こしており、このクルマを大破炎上させ、運転していた73歳の女性を死亡させるとともに、別の1人にも軽傷を負わせた。

最初の事故現場から逃走する際、二度目の事故を起こしたとみられているが、聴取に対して男は「事故の記憶が無い」などと供述しているという。警察では事故発生の経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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