米国の自動車最大手、GMが米国で販売したピックアップトラックとSUV。同車の約43万台に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「シボレーとGMCのピックアップトラックとSUVについて、GMからリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、ブレーキペダルの不具合が原因。NHTSAによると、ブレーキペダルの固定が緩み、最悪の場合、ペダル操作ができず事故につながる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、シボレー『シルバラード2500/3500』、警察に納入された『タホ』、GMC『シエラ2500/3500』の各2015-2016年モデル。米国で販売された42万6593台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、ブレーキペダルの固定ボルトを締め直すリコール作業を行う。