旭化成ケミカルズは2月12日、メキシコに設立した現地法人、旭化成プラスチックスメキシコの開所式を行った。
開所式には、政府関係者、取引先など、メキシコ、アメリカ、日本から約70名が出席。メキシコには、日系および欧米系の自動車関連メーカーが進出。メキシコの自動車産業は、急速に拡大している。
そんな中、旭化成ケミカルズは、樹脂コンパウンド製品の需要拡大が見込まれるメキシコでの事業拡大を図るため2015年9月、旭化成プラスチックスメキシコでの樹脂コンパウンド販売や、顧客への技術サポートなどの事業活動を開始した。
旭化成ケミカルズは、樹脂コンパウンド事業のグローバル展開を重要な戦略と位置付け、日本、アジア(中国・ASEAN)、北米、欧州で樹脂コンパウンド製造拠点および販売拠点を展開。顧客ニーズに迅速に対応できるグローバルネットワークを強化している。
また、現地の需要、顧客のニーズにきめ細かく対応するため、マーケティング活動や技術サービスに当面注力。メキシコでのシェアアップを目指すとともに、製造拠点の検討も進めていく。