J.D.パワーは2月19日、2016年の日本小型トラック顧客満足度調査結果を発表した。
同調査は年1回、全国のトラック貨物輸送事業者(緑ナンバー)の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有する小型トラックのメーカーと販売店に対する総合的な顧客満足度を測定するもの。今回、調査内容を大幅にリニューアルした。
「車両」や「営業対応」、「アフターサービス」、「コスト」の4つのファクターについて評価してもらった。
調査結果によると小型トラックの顧客満足平均は、1000点満点中、552ポイントだった。メーカー(ブランド)別には、日野が577ポイントで首位となり、2年連続で最も顧客満足の高いメーカーとなった。
日野は大型トラックに続き小型トラックでも高い顧客満足を得たが、小型トラックセグメントでは「営業対応」の評価が高かった。業界平均を上回ったのは日野だけで、他社を圧倒した。
2位はいすゞと三菱ふそうが同率で549ポイントだった。4位はトヨタで543ポイント、5位がUDトラックスで534ポイントだった。