急カーブで正面衝突、逃走の男「免許取得経験なし」

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26日午前7時40分ころ、愛知県みよし市内の市道を走行していた乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。一方のクルマを運転していた女性が重傷を負ったが、もう一方のクルマは逃走。警察は後に21歳の男を逮捕している。

愛知県警・豊田署によると、現場はみよし市打越町付近で幅員約4.5mの急なカーブ。乗用車はカーブを曲がりきれずに右側へ逸脱。対向してきた別の乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。一方のクルマを運転していた22歳の女性が顔面強打の重傷を負ったが、逸脱してきた側のクルマはそのまま逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として周辺捜索を実施したところ、約1km離れたアパート駐車場に放置されていた衝突痕のあるクルマを発見。クルマの使用者から事情を聞いていたところ、事故当時は豊田市内に在住する21歳の男が運転していたことが判明したことから、この男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕している。

男はこれまで運転免許の取得経験が無く、聴取に対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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