ジープ2車、米国でリコール…パワーステアリングのホースが外れる恐れ

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米国の自動車大手、FCA USのジープブランドの主力車種、『コンパス』と『パトリオット』。両車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「FCA USから、ジープ コンパスとパトリオットについて、リコールの届け出を受けた」と発表している。

今回のリコールは、パワーステアリングの不具合が原因。NHTSAによると、ジープ2車のパワーステアリングホースの固定金具が誤った場所に装着されており、ホースが外れる恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2015年モデル。2015年1月上旬から5月中旬にかけて生産され、米国で販売された6万0107台がリコールに該当する。

FCA USでは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店において、固定金具を正しく取り付けるリコール作業を実施する。

《森脇稔》

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