日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1月5日に発表した2015年の新車販売統計(速報)によると、総販売台数は前年比9.3%減の504万6511台となった。4年連続で500万台の大台に乗せたものの、東日本大震災が発生した11年以来4年ぶりのマイナスとなった。
このうち登録車は4.2%減の315万310台と、2年ぶりのマイナスだった。一方、昨年4月に実施された軽自動車税の増税などによって軽自動車は年初から落ち込みが続き、16.6%減の189万6201台となった。減少は4年ぶりで、200万台を割り込んだのは12年以来、3年ぶり。
15年12月の販売は登録車が前年同月3.1%増の23万9084台と3か月連続のプラスだった。軽自動車は前年が高水準だったこともあり、34.8%減の13万376台と大きく落ち込み、1月から12か月続けてのマイナスと不振が続いた。