日産 マキシマ 新型、米10ベストエンジン受賞…3.5リットルV6

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日産自動車の米国法人、北米日産は12月10日、『ワーズオートワールド』誌が主催する「10ベストエンジン2016」に、新型『マキシマ』用の3.5リットルV6エンジンが選ばれたと発表した。

10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が22回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者が10エンジンを選出する。

選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万1000ドル(約740万円)以下に限定される。したがって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外された。

10ベストエンジン2016のひとつに選出されたのが、新型日産マキシマ用の「VQ35型」3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジン。部品の60%以上を刷新し、最大出力300hpを獲得する。同時に、高速走行時の燃費は、15%の改善を果たす。トランスミッションは、「エクストロニックCVT」。

これで日産は、10ベストエンジンを17回受賞。VQ型V6エンジンでは、15回目の受賞となる。北米日産のピエール・ロアン副社長は、「新型マキシマを5月に発売した際、3.5リットルV6エンジンは新型の重要部品と確信してきた」とコメントしている。

《森脇稔》

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