インドの自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは12月1日、11月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は3万8918台。前年同月比は7%減と、2か月ぶりに前年実績を割り込んだ。
タタのインドでの主力は商用車。11月は2万4828台を販売し、前年同月比は2%減。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は1万3304台を占め、前年同月比は16%減と、大幅な落ち込みが続く。
また、11月のインド乗用車販売は1万0517台。前年同月比は13%減と、マイナスに転じた。
11月の輸出台数は、3573台。前年同月に対して、17%減と、こちらも減少に転じている。
タタモーターズの2015年度4-11月インド新車販売(輸出も含む)は、32万4973台。前年同期比は3%増と、前年実績を上回った。