フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは11月8日、10月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9万5185台。前年同月比は7%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの10月実績は、7万4820台。前年同月比は15%増と、2か月連続のプラス。主力セダンの『モンデオ』が、6%の伸び。また10月は、『エコスポーツ』『クーガ』『エッジ』『エクスプローラー』などのSUVが、15%増と好調。中でも、クーガは9%増だった。
また、江鈴汽車の10月実績は1万9070台。前年同月比は11%減と、5か月連続で減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2014年の中国新車販売は、111万4669台と、初めて100万台を突破。前年比は19%増と伸びた。2015年1-10月実績は、前年同期比7%増の88万4073台だった。