2015年11月24日付
●自動運転夢の半ば、ブレーキ自在でも右折はまだ苦手(朝日・4面)
●交通事故対応5か国語OK損保ジャパン日本興亜、英・中・韓など(読売・4面)
●2015年ヒット商品ベスト30 1位は「北陸新幹線」(毎日・9面)
●靖国神社で爆発音、トイレに時限発火装置か(産経・1面)
●日体大、プロドライバー養成、トヨタ協力、来年度講座開設、国内の大学初、「F1」目標(産経・1面)
●トヨタ、新たな世界戦略車、小型SUV若者・新興国向け、日中タイなど年産30万台(日経・1面)
●韓国、エコカー普及後押し,環境相「急速充電器を4倍に」(日経・4面)
●「中国新車市場は回復」東風日産トップ、減税効果も見込む(日経・7面)
ひとくちコメント
日本体育大学(日体大)といえば、新春恒例の箱根駅伝では“勝ち組”の常連としても知られているが、その日体大が駅伝などのランナーの育成ばかりではなく、プロのレーシングドライバーの養成にも乗り出すという。
きょうの産経が1面で報じているが、トヨタ自動車の協力を得て、2016年度にプロドライバー養成講座を開設するそうで、国内の大学でこうした講座を設けるのは初めてという。
記事によると、プロドライバー養成は岡山国際サーキット(岡山県美作市)などで行い、トヨタ系列の自動車部品会社でレーシングチームを持つサード(愛知県豊田市)の専属ドライバーらが指導することで調整中という。講座は全学生が受講可能で、既存の実技講座と振り替えて単位を取得できるようにすることも検討しているそうだ。
また、究極の目標は「自動車レースの最高峰F1をはじめとするレーシングドライバーの育成」と「安倍晋三首相が2020年の実用化を掲げた自動運転車などの商品開発に欠かせないテストドライバーの養成」(産経)にあると伝えている。
自動車メーカーの人に入社の動機を聞くと、以前は「学生時代は自動車部に所属するほどクルマが好きだったから」と答える人も多かった。これからは「ドライバー養成講座で学んだことでクルマに興味を持てそうだから」という若者も増えるかもしれない。