タチエス中間決算…最終赤字2億2100万円、新興国通貨安などが影響

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タチエスは11月11日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高1327億7200万円(前年同期比+12.9%)、営業利益は15億4800万円(前年同期は5億9400万円の赤字)、経常損益は22億0700万円(+92.5%)、最終損益は2億2100万円の赤字(同8400万円の黒字)だった。

国内販売は減少したものの、中南米や中国での販売増加や円安効果などにより、売上高は12.9%の増加。利益面については、海外での増収などにより15億4800万円の営業黒字を確保したものの、新興国通貨安による為替差損の発生等により2億2100万円の最終赤字となった。

通期業績見通しについては、国内販売における車種構成の変化、中南米での為替変動による影響の回復に時間を要することを織り込み、売上高を(前回公表値比10億円減)、経常利益75億円(同10億円減)、純利益24億5000万円(同9億5000万円減)に下方修正。営業利益は68億円(同8億円増)に上方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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