VW グループ、米工場への投資を継続…投資見直しの対象外に

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フォルクスワーゲン パサート 北米仕様の2016年モデル
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月30日、米国テネシー州チャタヌーガ工場への投資を継続すると発表した。

チャタヌーガ工場では現在、欧州向けとは異なる北米専用の『パサート』を生産中。同車は2011年4月、チャタヌーガ工場で、量産第一号車がラインオフ。2015年7月には、生産開始から約4年で、累計生産が50万台に到達したばかり。

フォルクスワーゲングループは10月上旬、全ての投資計画の見直しを発表。ディーゼルエンジンの違法ソフトウェア問題を受けて、その対策などの費用がかさむことが見込まれており、必要不可欠な投資だけを実行していく方針が決められた。

今回の発表により、チャタヌーガ工場への投資が継続されることに。フォルクスワーゲンは米国市場で苦戦しているが、投資によって販売増を目指す。

フォルクスワーゲングループオブアメリカのマイケル・ホーン社長兼CEOは、「米国はフォルクスワーゲンにとって、最も重要な市場のひとつ」とコメントしている。

《森脇稔》

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