イタリアの高級スポーツカーメーカー、フェラーリは10月28日、2015年第3四半期(7-9月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は、7億2300万ユーロ(約952億円)。前年同期の6億6200万ユーロに対して、9.2%増加した。
また、純利益は、9400万ユーロ(約124億円)。前年同期の5800万ユーロから、62%もの大幅増益を達成している。
第3四半期の世界新車販売は、1949台。前年同期の1612台に対して、21%増えた。V型8気筒エンジン搭載の『488GTB』、『カリフォルニアT』、『458スペチアーレ』が33%増。V型12気筒エンジン搭載の『F12ベルリネッタ』などの17%の減少を補った。
市場別では、米国が前年同期比30%増と好調。アジア太平洋地域では、63%増と大きく伸びた。経済が減速した中国でも、24%の伸びを記録している。