エティハド航空は10月26日、アブダビ=メルボルン線にエアバスA380を就航させ、2016年6月1日から1日1往復で運航を始めると発表した。
アブダビ=メルボルン線は今年8月、1日2往復に増便を果たしたばかり。座席利用率がエティハドの予測を上回り、機材変更による旅客輸送力の増強が決まった。A380の座席数は496席。リビング、バス、ベッドルームからなるスイート「ザ・レジデンス」を備える。来年6月からはボーイング777-300ERとA380で1日1往復ずつ運航する。
エティハドはアブダビ=ロンドン(ヒースロー)線にA380を就航させているため、来年6月以降はイギリス・オーストラリア間をA380で移動できるようになる。また、メルボルンと豪州・ニュージーランドの20都市を結ぶ路線では、ヴァージン・オーストラリア、ニュージーランド航空とコードシェア提携を実施している。