ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は10月21日、BMW『523i』などのオイルフィルターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『320i』『328i』『523i』『523i ツーリング』『528i』『528iツーリング』『535i』『アクティブハイブリッド5』『X1 xDrive 20i』『X1 xDrive 28i』『X3 xDrive 20i』『Z4 sDrive 20i』の12車種で、2011年8月11日から2012年4月11日に製造された5250台。
オイルフィルターハウジングの材質が不適切なため、エンジンの温度の影響を受け、熱膨張をするものがある。そのため、熱膨張を繰り返すことで当該ハウジングが変形して、シーリング部の密閉性が不足し、冷却水やオイルが漏れ、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、全車両、当該オイルフィルターモジュールを対策品と交換する。
不具合は17件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。