欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月1日、次期監査役会の会長に、ハンス・ディーター・ペッチュCFO(最高財務責任者)を指名すると発表した。
フォルクスワーゲングループの監査役会は、取締役会に相当する。そのため、CEO(最高経営者)の任命をはじめ、多くの決定権を持つ。
そのフォルクスワーゲングループの次期監査役会の会長に、ハンス・ディーター・ペッチュCFOを指名。同CFOは、約13年間、フォルクスワーゲングループの財務面を統括してきた。
ハンス・ディーター・ペッチュCFOの監査役会会長への就任は、10月7日に開催される臨時の監査役会において、正式決定される見込み。
フォルクスワーゲングループの監査役会は、「全ての従業員が今回の問題を明確化するために、全力を尽くしている」とコメントしている。