ニューシャトル、11月から新型電車「2020系」導入…試乗会も実施

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11月からニューシャトルに導入される2020系。営業運転開始に先立ち試乗会が行われる。
  • 11月からニューシャトルに導入される2020系。営業運転開始に先立ち試乗会が行われる。

大宮(さいたま市大宮区)~内宿(埼玉県伊奈町)間12.7kmの伊奈線(ニューシャトル)を運営している埼玉新都市交通は11月1日、2020系電車の試乗会を実施する。

2020系は、11月から営業運転を開始する予定の新型車両。現在は車両整備と乗務員の訓練運転が行われている。

ニューシャトルでは、1983年の開業時に導入された1000系(現在の1010系)電車と、1990年の全線開業時に導入された1050系電車が運用されてきたが、1010系の老朽化を受けて2007年から2000系電車の導入が始まり、1010系は残り18両(6両編成3本)となっている。新たに開発した2020系を導入することで、今年から2016年にかけて順次、1010系を置き換えることになった。

2020系の試乗会は、午前の部(9時30分~11時30分)と午後の部(13~15時)の2部制。試乗列車の運行時刻は、午前の部が大宮10時05分発~内宿10時35分発~大宮11時02分着、午後の部が内宿13時35分発~大宮14時05分発~内宿14時29分着になる。いずれもドアは締切扱いとなり、途中駅での下車はできない。

試乗会への参加は事前応募制で、各行程ごとに100人を募集。申込みは埼玉新都市交通のウェブサイトで受け付けている。締切は10月12日だが、締切前に定員に達した場合はその時点で募集を終了する。

《草町義和》

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