マクドナルドインディアが今後5年間で75億ルピーを投じて店舗数を倍増させ、西インドおよび南インドでの運営を強化しようとしているとエコノミックタイムスが伝えた。
マクドナルドのマスターフランチャイジーであるWestlife Enterpriseのアミット・ジャティア副社長は、「我々は現在213店舗を展開しているが、2020年までに75億ルピーを投資しさらに250店舗増加を図る」と話した。
約20年前にインド国内で最初のクイックサービスレストラン(QSR)とし営業を開始したマクドナルドは、現在では競争の激化から健康志向へと変化しつつある。
「今我々が力を入れているのはコーヒーである。マックカフェでは現地の高級アラビカ豆を使用したコーヒーを求めやすい価格で提供している。
また様々な種類のスムージーも用意し、消費者が炭酸飲料以外に注目するようになっている」とアミット副社長は述べた。
さらにフードメニューでもカロリーやナトリウム含有量を抑えた商品を開発してより健康を追求し、売上の65%を占める西インドおよび南インド6都市でのビジネスに焦点を当てていくとしている。