国立天文台は、国際天文学連合(IAU)が太陽系外の惑星系の名前をウェブサイトで公募すると発表した。
名前の投票には、インターネットで世界中から参加できる。投票期限は2015年11月1日午前8時59分(日本時間)。
今回、命名の対象となっているのは、20の惑星に含まれる15の主星と32の惑星の計47天体。この中には、日本人が発見した惑星系も7つ含まれている。また、肉眼で簡単に見つけることができる恒星には、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを公転する「フォーマルハウトb」と呼ばれる惑星や、ふたご座の1等星ポルックスを回る「β Gem b」など、すでに固有名詞を持つ惑星も複数含まれている。
投票は、一つのPCまたはスマートフォンなどの端末機から1回のみ可能。投票を参考にして審議された名前は11月中旬に国際天文学連合が決定・発表される予定。