フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは9月7日、8月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7万9608台。前年同月比は3%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの8月実績は、5万9651台。前年同月比は1%減と、3か月連続のマイナス。ただし、8月には改良新型『フォーカス』の販売を開始。今後の販売の伸びが見込まれる。
また、江鈴汽車の8月実績は1万7731台。前年同月比は9%減と、3か月連続で減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2014年の中国新車販売は、111万4669台と、初めて100万台を突破。前年比は19%増と伸びた。2015年1-8月実績は、前年同期比1%減の70万0196台だった。